消化管・大腸外科 番場嘉子

東京女子医科大学病院
消化器・一般外科＆女性科外科

医学博士

番場 嘉子

ごあいさつ

手術支援ロボットや腹腔鏡を使用し、より安全で最適な外科手術を目指しています。

東京女子医科大学病院手術室には手術支援ロボットダビンチXi３台のほか、国産手術支援ロボットのhinotoriが１台設置されることが決定しました。この手術支援ロボットを使用した外科手術は正確な手術を可能にし、術後合併症の低下に役立つと考えられております。

私が外科医になった頃は開腹手術が主流でした。その後、腹腔鏡手術を勉強したいと考え2009年から大阪医大で腹腔鏡手術を学び、日本内視鏡外科学会の技術認定医を取得しました。現在はロボット支援手術が普及し、手術技術は急速に変化しています。ただ変わらないのは、腸管切除とリンパ節郭清を行う大腸癌の手術内容です。手術の道具は変わっても、癌の根治に関する根本的な考えは変わっていません。治らないと言われた癌患者さんに対しても、私はあきらめません。患者さんやそのご家族と信頼関係を結びながら、患者さんへの最善の医療を常に目指しています。抗がん剤や放射線治療を各々の専門家と女子医大オールチームで医療を実践しています。

2000年に東京女子医大を卒業し、その後新緑総合病院と秩父市立病院で計3年研修し、その後は東京女子医大で臨床/研究/教育に邁進してまいりました。大腸癌に対するCreative Mindsを大切に5年間ほどに人工知能の研究に取り組んできました。画像認識から開始し、現在では手術内容を解析し、将来は自動手術を目指しています。長時間手術でも最良の判断ができるように、体作りも怠らず、Challenging精神で登山やマラソンに挑戦しています。外来で“先生の笑顔を見にきました“言われ続けられるように、自分自身も精進して参ります。

10年後の医療を見据え、最先端技術などの医療に関連する変革に柔軟に対応し、大腸癌治療成績の向上を目指していきたいと思います。

東京女子医科大学
外科学講座　
消化管外科分野（下部消化管）
番場嘉子

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診療内容

● 大腸癌
● 神経内分泌腫瘍
● 消化管ポリポーシス
● 悪性リンパ腫
● GISTなどのがん以外の腫瘍
● 大腸憩室症や肛門疾患
（痔核、痔瘻、直腸脱など）などの良性疾患
● 小腸疾患や後腹膜腫瘍 　　　　　　その他

🌸 女性科外科🌸
（毎週木曜午後）
女性の大腸肛門疾患を女性科外科の外来で診察しています。
おしり、痔、大腸等でお悩みの方、女性医師が診察致します。
お気軽にご相談ください。

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番場嘉子 プロフィール

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研究例

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＜資格＞

日本外科学会（認定医・専門医・指導医）
日本消化器外科学会（専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医）
日本消化器内視鏡学会（専門医・指導医）
日本がん治療認定医機構（がん治療認定医）
日本大腸肛門病学会（専門医・指導医・評議員）
日本臨床肛門病学会（臨床肛門病認定医）
日本腹部救急医学会（評議員）
身体障害者福祉法指定医（ぼうこう又は直腸機能障害）
日本内視鏡外科学会（技術認定医）
Certificate of da Vinci console surgeon

＜受賞歴＞

2006年　
The 1st Japan-Korea IBD Symposium Distinguished Investigator Award
2013年　
第78回大腸癌研究会 優秀演題賞
2015年
第115回日本外科学会定期学術集会優秀演題受賞
2019年　
東京女子医科大学准講会　第6回研究交流セミナー　ポスター賞
2020年　
令和2年度中山恒明研究奨励賞受賞
2021年　
日本外科学会学術集会高視聴率賞受賞
2021年　
令和3年度吉岡彌生研究奨励賞受賞
2021年　
東京女子医科大学第1回研究支援賞「架け橋研究支援」受賞
2022年　
東京女子医科大学第2回研究支援賞「架け橋研究支援」受賞
2022年　
至誠会賞学術研究助成受賞
2022年　
大樹生命医学研究助成受賞
2023年　
東京女子医科大学第3回研究支援賞「架け橋研究支援」受賞

＜社会活動＞

・東京女子医科大学ダイバーシティ環境整備事業推進室　副推進室長
・東京女子医科大学メディカルAIセンター　副センター長
・東京女子医科大学研究戦略会議　WG2委員
・日本大腸肛門病学会評議員　将来構想委員会委員
・日本腹部救急医学会評議員　男女共同参画促進小委員会委員

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診察のご予約

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